クラフティズム 加藤鉄平 大阪西区のデザイン事務所

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無垢材のこだわり
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 「当社の家具は無垢材を使用しております。」と私はいつも説明しますが、実際、「無垢って何?」「無垢って何がいいの?」という質問がとても多いです。なので、これを機会に少し無垢材についてお話させていただきます。

 「無垢」という言葉自体、日常の生活であまりよく使う言葉ではないですよね。言葉を直訳すると「垢(アカ)が無い」となりますね。一般的に使うとしたら「純粋無垢」という言葉があります。これは、心身が汚れていないこと。うぶで世間ずれしていないことですね。似たようなニュアンスで、無垢は「全く混じりもののない、そのままのもの」という意味があります。無垢材家具とは直訳すると「そのままの材の家具」つまり、植わっていた木を伐採し、それを製材・加工したままの材でできている家具ということです。簡単に言うと、ベニアや合板、コンパネの様な貼り物でないということです。

 「木製家具」と呼ばれ、一見「木」に見えるものでも、本当に中まで「木」を用いたものは少ないという事をご存知でしょうか。実は大抵、芯になる材料の外側を木目の美しい木のシートでくるんで仕上げてあるものが多いのです。今は殆どの家具はこの方法によって作られています。これを「フラッシュ構造」と呼びます。

 皆さんの今、身近にある家具をじっくり見てみてください。
 「フラッシュ」ですか「無垢材」ですか? ここで誤解をしてはいけないのは「フラッシュ」が悪くて、無垢材が絶対良い。ということでは、ないということです。それぞれに短所と長所があります。 戦前まで、日本で「家具」といえば殆どが”無垢”でした。無垢板をつかって家具を作っていました。無垢の家具はフラッシュの家具より値段も高く、しかも本来大量には作ることはできません。”無垢”の家具から、フラッシュ製法の家具へと移っていったのは戦後になってからのことです。この移り変わりは、戦後の日本の技術進歩により大量生産が可能になった事と、価格的に安く作れることなどによります。戦後の日本の家具は、ほとんどがこのフラッシュ製法で作られてきました。

 

【無垢の木の家具の長所】

    ・本物だけが持つ重厚感、木のぬくもり。
    ・丈夫で耐久年数が長く、アンティークになっていく。
    ・使い込むほどに出る味わい。
    ・削り直しなどにより、新品同様に蘇る。
    ・容易に修復ができる。
    ・使用する接着材が少ない。

   【無垢の木の家具の短所】

    ・重い。
    ・そり、割れ(変形)が出る場合がある。
    ・大量生産できない。
   【フラッシュ家具の長所】

    ・中が空洞なため軽い。
    ・大量生産でき低価格で製造できる。
    ・そり、割れ(変形)が出難い。

   【フラッシュ家具の短所】

    ・軽薄感、ぬくもりに欠ける。
    ・耐久年数が短いものが多い。
    ・使い込んでも味わいはでない。
    ・削り直しは、きかない。
    ・使用する接着材が多い。 
    
(接着剤はシックハウス症候群の要因であるホルムアルデヒトが多く含まれています。)


無垢がいいかフラッシュがいいかは、皆様で自身で判断していただければと思います。当社では無垢材家具を扱っております。なぜ無垢にこだわるか。その1番の理由はやはり、木自身が持っている存在感、重厚感です。それと長く愛情を持ってつかっていくものですから、ただ古ぼけてくるか、それとも使い込んだ味が出てくるか。大きな違いではないでしょうか?

株式会社クラフティズム 代表取締役 加藤鉄平
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